新潟県糸魚川市 山王森大欅(さんのうもりおおけやき)
鄙びた山里のふるさとを代表するかの様に立ち尽くすケヤキの巨木。 糸魚川海岸線より山岳方面へ約4km、日本海に注ぐ海川から分岐した水保川を少し遡っったところ・・・ 山王森と呼ばれる大ケヤキが田圃の端に造られた土壇土盛の上に満身陽の光を浴びて立っている。 このケヤキは、近く日吉神社の御旅所でもあるのか、山王森と呼ばれている。...
View Article柏崎市木沢 木沢神社の大杉
あの民謡「三階節」でお馴染みの霊峰米山(よねやま、993m)の東端、「鵜川」右岸、黄金色に染まった田圃を前にしてこんもりとした鎮守の杜が木沢神社。 何の変哲もない長閑な田舎の小さな鎮守、しかしその境内には柏崎市の天然記念物指定を受けた巨杉が六本もある。 うち三本の巨杉の紹介です。 本殿横、手前に二号杉、その奥に並び立つのが三号杉。 二号杉は樹齢約800年、樹高20m・・・...
View Article柏崎市新道 鵜川神社大欅
新潟県柏崎市新道、「国の天然記念物」に指定されている鵜川神社の大欅。 鵜川神社は柏崎市内を縦断、日本海へと流れる鵜川の中流域、新道集落の鵜川左岸に鎮座する。 石鳥居を潜り境内に入ると、拝殿右手中央にどっしり腰を据えているケヤキの巨木がいやでも目を惹く。...
View Article新潟県長岡市 古正寺の大欅
前日、長岡市に宿を取り、朝一番に寄ったのがここ、「古正寺の大欅」がある諏訪神社境内。 <グーグルストリートビューを貼り付けているので360°カメラやMAPとして使えます> 古正寺諏訪神社はすっかり新興団地街に囲まれた四辻に小さな境内と大きな二本のケヤキだけが残されている 。 神木として大切にされて来たであろうこの大ケヤキを見ると、現在のこの神社の有り様はちょっと切なすぎる様な・・・・。...
View Article新潟県長岡市 蔵王の大欅
賀 正 前回、「古正寺 の大欅」より信濃川対岸を1km程下流、蔵王公園内の金峯神社境内に立つ神木の大欅。 長い参道や境内のあちこちに欅は林立しているが、境内西端の神木と思われる巨欅は群を抜き際だって居る。 樹齢約700年、 目通り8.4m、樹高14mとずんぐりむっくり・・・・おまけに見事な主幹はすっかりホンガラ・・・まるでセミの抜け殻。 野犬や野良猫などが入り込まない様、竹格子を組んで居る。...
View Article柏崎市石曽根(行兼) 弥彦神社の大杉
あの弥彦神社の分社で本社からはかなり遠い柏崎市石曽根、小さな集落の鎮守の大きな杉の木。 鯖石川右岸の山裾水田地帯の小さな集落に杉林の鎮守の森がある。 根元には大きな洞を抱き、まるで腸までさらけ出し、もがいて居るかの様・・・しかし反対側に廻ればまるでそんな心配は無し。 目通り11m、樹高約30m、樹齢凡そ350年・・・...
View Article新潟県佐渡市 新穂大野の大イチョウ
佐渡で出逢えた巨樹はたったこれ一本・・・・ 長岡寺泊港より高速船で約1時間、10時すぎに佐渡赤泊港に降り立ち、予約のレンタカーにて、あちこち走ってここまでやって来るのが精一杯。 ここは小木の宿根木集落から一気に1時間強、約40km弱離れた新穂大野の清水寺まのすぐ門前。 門前から道路を挟んだ民家の脇に、青葉を枝いっぱい付けた公孫樹の巨木が見える。...
View Article新潟県長岡市 栖吉の大欅(すよしのおおけやき)
長岡市 栖吉の大欅はズングリムックリの達磨さん。 前日、長岡市で連泊、松代への移動途中にちょっと寄り道・・・国道352号線を東進すると一目でそれと判る大きな樹影が左手に見える。 ケヤキの巨木は民家脇の空き地に立って居るが・・・・約1km程離れた栖吉神社の神木だそうです。...
View Article長岡市山古志 大久保の桂の木 (おおくぼのこうのき)
大久保の桂の木 (おおくぼのこうのき)と称せられる桂にケヤキとハリギリの合体木。 「こうのき」は「香の木」のことで、カツラの葉を「お香」に用いた故らしい。 ここは新潟県中越地震で大災害を受けた「山古志村」、僕の記憶の端にその名前は残っていたが、全くその気配を窺うう事は出来なかった・・・・それは山古志の端っこを通り過ぎただけだからかも知れないが。...
View Article十日町市松代 田沢の大ケヤキ/イチョウ
十日町市松代・田沢十二社神社御神木のケヤキの巨木と大イチョウ。 国道253号線を市役所方面から西進すると田沢トンネルを潜って直ぐに左折する小さな集落が田沢の集落。 集落の突当り曲がり角に小さなそれと判る看板が立っている。 境内は急な参道(山道)を登った斜面上に狭い境内と小さな社を持っている。 赤い小さな鳥居を挟む様にイチョウとケヤキの大木が競い合うように聳えている。 (注2)...
View Article新潟県十日町市松之山 庚申夫婦杉 (こうしんめおとすぎ)
松之山の棚田を2~3訪ねて序に寄り道の巨杉です。 国道353号線から大荒戸方面への道を進むと道なりに約1.5km、5~6分も走ると目の前にこれはと思う双幹の大杉が立って居る。 根元には何体もの青面金剛石仏が並べられ、ここは集落の庚申信仰の場なのだと認識する。 名前の通り双幹の巨杉は夫婦杉と呼ばれ、所謂庚申さんの夫婦杉なのだろう。...
View Article新潟県南魚沼市君沢 薬照寺の大カツラ (やくしょうじのおおかつら)
古刹の境内に立つ桂の巨古木。 JR上越線「大澤駅」より線路沿いに湯沢方面に約2km弱、魚野川の田園風景を眺望出来る高台に建つ「瑠璃光山薬照寺」は平安後期の寛徳2年(1045)創建と伝える真言宗の古刹。 桂の巨木は山門を潜って境内への石段を登りきって直ぐ、右手脇にドカっと腰を下ろしている。 カツラの古木独特の樹形が古寺が醸し出すロケーションと融合して素晴らしい景観を見せてくれる。...
View Article新潟県西蒲原郡弥彦村 弥彦の蛸ケヤキ境外社
「弥彦の蛸ケヤキ」と呼ばれる様に、タコが逆立ちをしたように太い枝を四方八方に伸ばしている。 新潟県弥彦村、越後国一宮「弥彦神社」のすぐ近く・・・・ 境外末社として建つ、住吉神社の御神木として人々の信仰を集めて居る。 と言うより、まずケヤキの大木有りきで住吉神社が勧請されたんじゃないだろうか?? このケヤキの大木は新潟県の天然記念物に指定され正式には「住吉神社大欅」と呼ばれ・・・...
View Article新潟県南魚沼市岩崎 岩崎の大カツラ
以前に紹介の「薬照寺の大カツラ」についで新潟県下では2番目にランクされている桂の巨木です。 薬照寺より三国街道(17号線)を北上すること約15分信濃川上流の魚野川を渡り県道223に右折、岩崎の万松寺へと着く。 万松寺は正式には「曹洞宗古城山万松寺」と言い、境内に鎮守社も在る古刹?? 境内へ入ってすぐの右手、参道脇にどっかり腰を下ろした桂の巨木。...
View Article新潟県東蒲原郡阿賀町 石間の大イチョウ
若松街道と呼ばれる国道49号線、道の駅「阿賀の里」に、国道を挟んで対面する小高い土堤の上に立つ。 国道を走っているともっと目立つと思っていたが、あまり目立たず、行き過ぎてしまって、結局道の駅に車を置き、周りを探す羽目・・・・ それと言うのも国道から一筋集落の中に入った旧道に面した民家の脇にあり、僕が訪れた9月の半ばには、イチョウは全く色づいて居なかった。...
View Article新潟県東蒲原郡阿賀町 岩谷山平等寺「将軍杉」
阿賀野川に沿うように走る若松街道と呼ばれる国道49号線、 蒲原平野から山間部に入って暫く、阿賀町岩谷の名刹「岩谷山平等寺」境内に立つ日本一の巨杉。 馬鹿デカイことは確かに馬鹿デカイのだがどうも主幹の無いのが玉に傷・・・イマイチ圧倒する迫力に欠けて居る それでも推定樹齢1400年、目通り19.3m、樹高38m・・・肝心の主幹は昭和36年秋の昭和36年秋の第二室戸台風に引きちぎられたらしい。...
View Article新潟県五泉市 切畑の乳銀杏
阿賀野川、中流域左岸の五泉市切畑「観音堂」境内に立つ新潟県最大と言われる公孫樹の巨木。 山裾の深い森に囲まれた切畑観音堂は、僧行基が北国巡行の際、この公孫樹の枝を切り取り、高さ五尺の十一面観音像を刻んで安 置したと伝えられる古刹で蒲原観音霊場第三番霊場となっている。 観音堂正面に小さな白木の鳥居を冠し簡素な石祠を根元に巨大な「乳銀杏」と呼ばれる公孫樹が聳えて居る。...
View Article新潟市北区 高森の大ケヤキ
新潟県、阿賀野川右岸下流域、新潟市北区高森、河岸段丘の上にある鎮守の杜に有り、地元のシンボルとして親しまれて居ます。 この小高い鎮守の杜には一見寺院と見まごう様な権現造りの稲荷神社が鎮座しており、その脇に「高森の大ケヤキ」が有る。 稲荷神社の御神木として君臨する「高森の大ケヤキ」は、推定樹齢1200年、樹高20m、目通り10mとされ、新潟県の天然記念物に指定されている。...
View Article山形県長井市 伊佐沢の久保ザクラ
本来なら桜の巨古木は花の有る時期に撮影したいのだが中々そうも行かなく、こんな季節外れの画像です。 最上川上流域の置賜地域と呼ばれる長井市上伊佐沢の伊佐沢小学校のグラウンド脇に立地尽くしている。 頬杖をあちこちに掛け、相当なご老体に見える。 この桜の有る地が窪地で有った為に「久保ザクラ」と呼ばれるように成ったらしいが、「四反桜」や「お玉桜」の別名も持つ。...
View Article山形県 湯田川の乳公孫樹
山形県の日本海側、僕の京都でゃ馴染みの薄い鶴岡市、その湯田川温泉街の奥にこの公孫樹の巨木が腰を据えている。 杉並木の石段参道を登りきった踊り場脇・・・ 白雉元年(650)創建と伝える延喜式内社「由豆佐売神社(ゆずさめじんじゃ)」の本殿と対峙するように立って居る 「乳イチョウ」の名前の通り大きく長い気根を何本も垂れ下げ、株元には小さな祠が祀られ、公孫樹自身も信仰の対象に成っている事を窺わせる。...
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