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Channel: 巨樹、巨木巡礼
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有田町 有田の大公孫樹

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日本の磁器発祥の地、有田焼で知られる有田町の風情ある佇まいの中、国の天然記念物に指定された公孫樹の巨木です。

JR佐世保線上有田駅より北へ約500m、街並みを貫く県道233号線を少し迂回した市道脇にそれと解る掲示板と小さな駐車場が有り、脇の路地を進むと、この大公孫樹が立ち尽くしている。

路地より見ると正面に市杵島(いちきしま)神社があり、その前の広場を挟み、雰囲気の有る土塀(磁器塀かな?)を背に聳えて居る。

もう少し時期が早ければとと悔やまれるほど周りに黄葉を落とし、すっかり冬姿の大公孫樹は、目通り9.3m、樹高40m。

伝承樹齢1000年は、俄かに信じがたい程の樹勢、主幹にもそれほど大きな傷みは見えない。

江戸時代の後期、文政11年(1828)の大火が襲い、街は焼き尽くされたが、この大公孫樹の隣家、池田家だけが焼け残ったと言われて居る。

撮影2011.12.15


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